2008年1月30日水曜日

『長生きが地球を滅ぼす』3

■省エネ
・日本人のエネルギー消費量は体が使う分の40倍である。
・変温動物から恒温動物に進化したときでさえ標準代謝率の増加は30倍だった。
・現代は、すべて(温度、光)を『恒環境化(スピードアップ)』している。
・体の時間(縄文のリズム)と社会の時間に極端なギャップがある。
・せめて、体が使う10倍位にしよう、というのが著者の提言。これは、1960頃の生活である。

■代謝時間
・子どもはエネルギーをたくさん使う(代謝が多い)から、1日24時間という同じ絶対時間の間に、大人より色々なことをやってたくさんの経験がもてる。だから、子どもは「1日が長かった」と感じる。
・時間はそのただ中に入っているときと、後から振り返って思い出すときとでは、早さの感覚が逆転する。
・1日あたりの体重あたり代謝率でみると、子どもの1時間は大人の2時間である。