孤独と人生
お盆休みに、じっくり硬い本を読んで見ました。
久しぶりのヒット本だったので、記録しておきます。
200年近く前に書かれた本です。
著者は、デカルトなどと一緒によく読まれる哲学者です。
この本は哲学ではなく、著者の幸福論が記されています。
ポイントは3点
・幸福は追い求めるものではなく、苦痛(病気、嫌な人、テレビやだらだらした飲み会などの無駄な時間)を徹底的に避けて、世の中のためになる活動や、自分しかできない創造的なこと(楽器、絵画、学問など)に打ち込むことで得られる。
・社会生活でいやなことがあっても「仏様のお導き。悪い結果にはならないだろう」と朗らかに受け取り、未来のことは「仏様が考えてくださっているから、心配しなくてもよい」と考えること。
そうすれば、今という時間に集中して生きることができる。思い悩むことほど無駄なことはない(私は仏教徒なので、仏様として捉えましたが、筆者は神と言っています)
・孤独こそ、人生を豊かにするキーワード。
暇をもてあまして、どうでもいい人たちと無駄話をしたり、テレビやアルコールなどで時間をつぶそうとする人間にならず、孤独を楽しめる教養を身につけることが大切。
ということで、水泳と幸福について、私の考察
・水泳は一人でできるから、孤独を楽しめるスポーツである。
・水泳をすれば、健康になり、苦痛を取り除くことができ、幸福につながる。
・水泳は、頭を使う(きれいに泳ぐためには、イメージとか、ドリルの組み合わせを考える必要がある)ので、ボケ防止になり、苦痛が取り除かれ、幸福になれる。
以上